ロクシタンハンドクリームの成分は肌に悪い？悪くない？成分徹底調査

南フランス産発祥のロクシタン。今やフォーシーズンズ、ホテル椿山荘東京などの有名ホテルのアメニティで使われるようになりました。

ロクシタンを代表する製品は何と言っても「ハンドクリーム」

ロクシタンと言えば、ハンドクリームとお思いの方も少なくないのでは？

でも

• ロクシタンハンドクリームの成分ってホントは悪いもの使っているんじゃないの？
• ロクシタンハンドクリームって使ってて危険じゃない？

そんな方のために、ロクシタンハンドクリームで使用されている成分を調査してみましたので、ぜひチェックしてみてください。

それではいってみましょう！

ロクシタンハンドクリームの成分一覧

ロクシタンハンドクリームの成分一覧は下記の通りです。

ロクシタンハンドクリームの成分の中で、これは怪しいと思った成分を調査してみました。

ロクシタンハンドクリームの水酸化Ｎaの成分は肌に悪い？

ロクシタンハンドクリームに使用されている水酸化ナトリウムは、一般的に安全性が高い商品と考えられるでしょう。

水酸化ナトリウムは、ナトリウムの水酸化物です。

また、苛性ソーダとも呼ばれており、食塩を電解して製造されています。

水酸化ナトリウムは扱いやすく安定した化学式なので、さまざまな製品に使用されており、私たちの生活に欠かせない科学物質といえるでしょう。

単体では、強力な塩基性の劇薬で水和熱が大きいので、フレーク状の水酸化ナトリウムに水をかけると高温になり、扱いが非常に難しい成分として知られています。

化粧品として使用される場合は、ペーハーの調整を目的とした配合成分として使用されます。

ロクシタンハンドクリームでは、水酸化ナトリウムが決められた量を守って使用されているため、安全なのです。

ロクシタンハンドクリームの安息香酸の成分は肌に悪い？

安息香酸は、芳香族カルボン酸で代表的な芳香族化合物です。

抗菌作用（殺菌効果はなし）があるので保存料として使用されており、日本では飲料水・マーガリン・醤油・キャビアなどに安息香酸が使用されています。

化粧品で使用される目的は、防腐です。

40年以上の使用実績があることに加え、体内に吸収しても尿と一緒に排出されるので、安全性が高いといわれています。

しかし、ビタミンCなどの酸と一緒に摂取すると、発がん性のリスクがあるという研究結果もある添加物です。

使用する際の組み合わせに注意することで、リスクを回避できます。

ただし、皮膚炎を起こしている、またはアレルギーが起きたことがある場所に使用すると、皮膚感作を発症する可能性があるので注意が必要です。

ロクシタンハンドクリームのラウレス-7の成分は肌に悪い？

ラウレス-7は、合成ポリマーの非イオン合成界面活性剤であり、別名ポリオキシエチレンラウリルエーテルとも呼ばれています。

この成分は製品の乳化に使用されており、乳化することでハンドクリーム特有の手に膜が張ったようなしっとりする効果が生まれます。

また、食器用洗剤にもよく使用されている成分であるため不安を覚える方も多いですが、安全基準をクリアした製品のみが販売されているので、安全性は高いといえるでしょう。

しかし、ラウレス-7を使用した食器用洗剤で手が荒れたことがある方は、注意が必要です。

敏感肌の方は痒みなどの症状が出る可能性があるので控えましょう。

まとめ

今回は、ロクシタンのハンドクリームに使用されている成分についてご紹介しました。

ロクシタンのハンドクリームは、香り・パッケージ・ベタつきが少ないという理由で、多くの方々に支持されています。

しかし、天然の成分だけを使用したハンドクリームではないため、アレルギーや敏感肌の方は控えた方がよいかもしれません。

肌に直接塗るものなので、自分の目的に合った製品を選ぶことを心掛けてみてください。