「ロクシタンのハンドクリームを使用したら肌が荒れた」という口コミを見かけることがあります。
手の保湿を目的とした商品なのに、なぜ肌が荒れてしまうのでしょうか?
今回はロクシタンのハンドクリームで肌が荒れる理由について、ご紹介いたします。
ロクシタンを使用して手が荒れてしまった方や、これから購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
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ロクシタンのハンドクリームでひどい肌が荒れたという口コミ
実際にロクシタンのハンドクリームで肌が荒れたという口コミをご紹介します。
ロクシタンのバラのハンドクリームを使うと、塗った箇所にひどい湿疹が広がりました。いい香りでお気に入りなのに悔しいです!
ロクシタンのハンドクリームが肌に合わなくて、痒くて真っ赤に腫れ上がった。
すごく手が痒いんだけど、ロクシタンのハンドクリームってもしかして私に合ってないのかも。
このように、実際に肌が荒れたという口コミがあるため、購入するかどうか悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ロクシタンのハンドクリームで手が荒れる理由
ロクシタンのハンドクリームの成分には、安息香酸やラウレス7というものが含まれています。
安息香酸は防腐目的で使用されていますが、40年以上も使用されている実績や体内に吸収しても尿と一緒に排出されるなどの理由から、安全性が高いと言われています。
しかし、皮膚炎を起こしている場所や過去にアレルギーが起きた場所に使用すると、肌荒れしてしまう可能性がある成分です。
ラウレス7は製品の乳化に使用されている成分であり、ハンドクリームの特徴である手に膜を張る役目をしています。
また、ラウレス7は食器用洗剤に使用されている場合も多いため、同じ成分を含んだ食器用洗剤で手荒れした方は痒みなどの症状が出る場合があります。
このような理由から、ロクシタンのハンドクリームを使用した際に手が荒れるケースがあるのです。
ロクシタンのローズハンドクリームで手が荒れる理由
口コミにもあったローズハンドクリームで手が荒れる理由は、安息香酸やラウレス7に体が反応した可能性の他にも、ローズの抽出物に反応したことが挙げられます。
ローズハンドクリームに使用されているローズ抽出物は、センチフォリアバラ花水です。
そのため、バラ科の果物(イチゴ・リンゴ・モモ・さくらんぼ)にアレルギーがある方や、花粉症やラテックスアレルギーがある方は、手が荒れてしまう可能性があります。
購入前は店舗などでハンドクリームのサンプルを試してみたり、パッチテストを行うことで手が荒れることを回避できると言えるでしょう。
ひどい手荒れに効くハンドクリーム
ひどい手荒れに効くハンドクリームを探す際は、薬用のハンドクリームを選ぶと良いでしょう。
市販品においても薬用のハンドクリームを販売しているので、ぜひドラッグストアなどをチェックしてみてください。
おすすめの薬用ハンドクリーム
・ケラチナミン コーワ20%尿素配合クリーム(興和)
・手荒れキメ整うクリーム(メンソレータム)
・ノルウェーフォーミュラーインテンスリペアハンドクリーム(ニュートロジーナ)
薬用ハンドクリームを使用しても手荒れが改善されない場合は、皮膚科などに相談することをおすすめします。